Switchで遊んだゲームのプレイ時間を振り返りたいとき、「思い出きろく帳」のような機能を探している方も多いのではないでしょうか。
実際にSwitchには「思い出きろく帳」というアプリはありませんが、ニンテンドーアカウントを使ったマイページのプレイ記録が、その役割を一部担っています。
本記事では、この「ニンテンドーアカウント思い出記録帳」の仕組みをわかりやすく解説し、プレイ時間の確認方法や表示の見方、さらには注意すべき公開設定についても紹介します。
さらに「みまもりSwitch」でできること・できないことを比較しながら、ゲームライフを振り返るのに最適な活用法もまとめました。
この記事を読めば、Switchでのプレイ記録の仕組みを理解し、自分や家族のゲーム体験を安心かつ楽しく管理できるようになります。
ニンテンドーアカウントの「思い出記録帳」とは?
まずは、ニンテンドーアカウントで利用できる「思い出記録帳」的な機能について確認していきましょう。
昔のニンテンドー3DSやWii Uにあった「思い出きろく帳」と比べると、Switchには同じ名前のアプリは存在しません。
しかし、代わりにマイページにあるプレイ記録が、その役割を一部引き継いでいます。
従来の「思い出きろく帳」との違い
従来の「思い出きろく帳」は、日ごとのプレイ時間やソフトごとの記録をかなり細かく残してくれるものでした。
一方でSwitchの「思い出記録帳」は、プレイしたゲームの累計時間や直近のプレイ状況を確認できるだけです。
つまり「思い出きろく帳」の完全な代替ではなく、簡易的なプレイ履歴機能と考えるのが正しいでしょう。
機能 | 3DS/Wii U 思い出きろく帳 | Switch マイページのプレイ記録 |
---|---|---|
日ごとのプレイ時間 | 確認可能 | 確認不可 |
累計プレイ時間 | 確認可能 | 確認可能 |
遊んだソフトの一覧 | 確認可能 | 確認可能(最大表示件数あり) |
プレイ時間はどこで確認できる?
Switchでは「ホーム画面左上の自分のアイコン」からアクセスできるマイページに、プレイ時間が記録されています。
ゲームタイトルごとに「○時間以上プレイ」や「少しだけプレイ」といった形で表示され、どれくらい遊んだのかを振り返ることができます。
ただし、1分単位の正確な時間は確認できないので注意が必要です。
Switchでのプレイ記録の見方
では実際に、Switchで自分のプレイ記録をチェックする方法を解説していきます。
この章を読むことで「どこを見れば確認できるのか」がすぐに理解できるはずです。
マイページからの確認方法
プレイ記録は、ホーム画面左上にある自分のユーザーアイコンを選択すると表示される「マイページ」から確認できます。
プロフィールの下にスクロールすると、これまでに遊んだゲームの一覧が表示されます。
それぞれのタイトルの下に「◯時間以上プレイ」や「少しだけプレイ」といった表記が並びます。
表示例 | 意味 |
---|---|
少しだけプレイ | プレイ時間が1時間未満 |
5時間以上プレイ | 累計5時間以上遊んだ |
100時間以上プレイ | かなりやり込んでいる状態 |
表示内容(少しだけプレイ/〇時間以上プレイ)
Switchのプレイ時間表示は大まかな区切りで表現されます。
最初の数日は「○日前にはじめてプレイ」と表示され、その後は「◯時間以上プレイ」や「少しだけプレイ」に切り替わります。
長く遊んだゲームほど太字や青文字で表示され、振り返る楽しさが増す仕様になっています。
「みまもりSwitch」でできること・できないこと
Switchには「みまもりSwitch」という保護者向けアプリがあります。
子どものゲーム時間を管理したい方にとって便利な機能ですが、「思い出きろく帳」の代わりになるかというと少し物足りない部分があります。
日ごとのプレイ時間の確認方法
「みまもりSwitch」を使うと、子どもが遊んだ時間を日ごとに記録して確認できます。
アプリを開けば、その日に合計で何時間遊んだかがすぐにわかる仕様です。
保護者にとっては「遊びすぎていないか」を把握するのに役立ちます。
表示される情報 | 内容 |
---|---|
1日の合計プレイ時間 | 確認可能 |
月ごとの合計日数 | 確認可能 |
ゲームごとの詳細な時間 | 確認不可 |
なぜ思い出きろく帳代わりにはならないのか
「みまもりSwitch」は、あくまで子どものプレイ管理を目的としたアプリです。
複数のゲームで遊んだ場合はまとめて時間を記録するだけで、タイトルごとの詳細はわかりません。
また、ゲームのアイコンをタップしても公式サイトへ飛ぶだけで、細かいプレイ時間は表示されません。
そのため「自分のゲームの思い出を振り返る」という用途には向いていないのです。
フレンドに見られるプレイ記録の公開範囲
Switchのプレイ記録には、意外と知られていない注意点があります。
実は、自分のプレイ時間やどんなゲームを遊んでいるかが、フレンドに公開されているのです。
デフォルトで公開される情報とは
初期設定では、自分が遊んでいるゲームのタイトルとプレイ時間がフレンドに表示されます。
さらに、ネット対戦でマッチングした相手にも公開される仕組みになっています。
つまり、プレイ状況を非公開に設定しない限り、誰でもあなたのゲームライフをのぞける状態なのです。
公開対象 | 見られる情報 |
---|---|
フレンド | 遊んだゲームタイトルとプレイ時間 |
オンライン対戦相手 | 自分のプレイ記録(初期設定のままの場合) |
公開設定を変更する方法
「設定」→「ユーザー」→「フレンド機能の設定」から公開範囲を変更できます。
「全員に公開」「フレンドのみ」「非公開」などを選択可能なので、気になる方は早めに調整しておきましょう。
ただし、完全に隠すと逆に「何か隠しているのでは?」と感じる人もいるため、その点はバランスを考える必要があります。
ニンテンドーアカウント思い出記録帳のメリット・注意点
ここでは、ニンテンドーアカウントを使ってプレイ記録を振り返るメリットと、利用時に気をつけたい注意点を整理します。
「思い出きろく帳」ほどの細かさはないものの、ゲームライフを楽しく管理できる機能であることは間違いありません。
ゲームライフを振り返る楽しさ
プレイ記録を見れば「思ったより遊んでるな」「このゲームは意外と短時間で終わったな」といった発見があります。
太字や青文字で強調されるタイトルを見れば、どのゲームに熱中したか一目でわかります。
過去のプレイ体験を可視化してくれることで、自分だけのゲームヒストリー帳として楽しめるのです。
メリット | 内容 |
---|---|
プレイの振り返り | どのゲームをどれくらい遊んだか把握できる |
モチベーション維持 | 「ここまで遊んだ」と実感でき、やり込みの励みになる |
フレンドとの共有 | 遊んでいるゲームをきっかけに交流が生まれる |
プライバシーに関する注意点
一方で、フレンドや対戦相手にプレイ記録が見られる仕様には注意が必要です。
普段遊んでいるゲームがすべて筒抜けになるため、知られたくないゲームがある場合は設定を見直しましょう。
特に子どもが使う場合は、公開範囲を「フレンドのみ」か「非公開」にしておくのがおすすめです。
まとめ:ニンテンドーアカウントで思い出を管理しよう
Switchには「思い出きろく帳」という名前のアプリは存在しませんが、マイページのプレイ記録がその役割を担っています。
細かい日ごとの記録まではできないものの、累計プレイ時間やプレイしたゲームの一覧を確認するだけでも十分に楽しめます。
「みまもりSwitch」を併用すれば、子どものゲーム時間管理にも役立ちます。
プレイ記録をうまく活用することで、自分のゲームライフを振り返り、さらに安心して楽しむ環境を整えることができます。
ポイント | 概要 |
---|---|
プレイ記録の確認 | マイページから累計時間や遊んだソフトを確認可能 |
みまもりSwitch | 日ごとの利用時間は見られるが、個別記録は不可 |
公開範囲設定 | フレンドや対戦相手に見られるので注意が必要 |